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2005年04月12日

病院組織に必要なマネジメント  医療ツール(5)-石井友二

リスクマネジメントについてはどうでしょう。今日も病院のリスクマネジメント委員会でミーティングをしてきましたが、アクシデントやインシデント報告書の枚数は増加しても、分析や対策が十分ではないものが大半でした。結局何度も同じ事故が起こり、どの病院でもそうですが、毎年同じ事故が低減せず、グラフがまるで予算実績管理を正しく行うように、昨年対比で100%達成のような状況になっているのが一般的です。もちろん、事故削減目標を経営方針に立てて行動するといったことを実施し、実際に事故を低減させているリスクマネジメント委員会は以外と少ないです。

リスクマネジメントについては、たくさん書くことがあります。
データ収集、原因分析、対策立案、実施、評価、教育、といったリスクマネジメントのあり方が議論されなければなりません。また、予防の合理的な方法の開発が必要です。我々は、医療過誤訴訟に学びながら、実際に院内に事故を抑止できる仕組みをつくり、対応することを主張しています。つまり、従来のやり方では限界があること、実質的なリスクマネジメントが多面的なアプローチによって必要であることについて書いていきます。(続く)

投稿者 石井友二 : 2005年04月12日 07:31

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