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2005年06月02日
経営課題について(3)ベットコントロール
ベットコントロールは、意外と重要なキーワードです。
入院待機患者がいる場合においては、退院支援活動とのリンクのなかで、どのように患者さんを退院させ、入院させるのかについてのコントロールが必要ですが、待機患者がいない場合には、退院させるとベットが空くので、収益が低下するということになるため、どこまでも目標値とするのかについて常に、看護基準をにらみながら、入退院の管理をしていくことになります。
しかし、科別のベットを管理するのか、混合病棟で科別のベット数無関係に管理するのかによっても大きく患者さんの受け入れが変わります。実際に、ある病院では心臓血管外科のベットが埋まっており、他の病院から再三の要請があったにも関わらず、医師が受けられないというコメントを紹介医にしたところ、
当該紹介医からの紹介が激減したという事例があります。
このケースでいえば、他の科のベットは空いていたのであり、他科のベットを瞬間借りることは可能であったにもかかわらず、ベットを管理する責任者に一定の権限がないため、将来も含めた意味での収益を大きく落とすはめになりました。
勿論、いくらベットが空いているからといって、無秩序にながく患者さんを入院させておくことはできませんが、平均在院日数と利用率のバランスをとりながら、両指標を管理することになります。そのときにやはり両者を病院全体、科全体の観点から俯瞰(ふかん)し、対極的にベットの管理ができる部署があれば、その都度の対応を明確に行なうことができ、結果として患者さんにも病院にもよりよい結果を生み出すことができると考えます。
ベットコントロールについての体系化、ロジック化が必要です(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年06月02日 01:12
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