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2005年06月17日
経営課題について(11)感染症対策
院内感染は、MRSAだけではなく、さまざまな原因があります。
最近ではセラチア菌、結核、多剤耐性緑膿菌(MDRP) 、HIVなど、多くのケースで感染症を避けるための取り組みが必要となります。
マニュアル、教育、評価を機軸として、病棟、手術室等あらゆる場所での衛生管理が必要であることはいうまでもなく、もっとも多くの場合には医療従事者やお見舞いの方々の不完全な手洗い・手指消毒によって手指が媒介となって感染します。
他に清掃がよくできていない、消毒及び滅菌が不十分でそれにより微生物が残存し、それが接触又は空気を介して感染します。
さらに抗生剤の不適切な使用により二次的に感染します。 何れにしても、手洗いや手の消毒を徹底して実施することにより、感染を抑止できるということであり、手洗いの励行が必要です。
ただし、個人の責任で終わらせず、組織全体の仕組み、体制として院内感染症対策を実施する必要があります。なお、院内感染多発のもうひとつの原因は、抗生物質の大量投与によって、薬の効かない耐性菌が増えていることは有名です。
病院の長い目でみた経営維持拡大のために、感染症による死亡事故を起こさないといいうことが必要です。
体制整備と抗生物質利用抑制を病院の柱として対策を実施しなければなりません(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年06月17日 01:56
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