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2005年06月18日
経営課題について(12)改善提案制度の導入Ⅰ
改善提案制度を導入するためには、次の事項について留意する必要があります。
(1)体系
なぜ改善提案制度を実施するのかについての体系を明確にしておく必要があります。
改善提案制度の体系としては、
①目的を明確にする
②教育をする
③改善について徹底的にフィードバックする
④評価制度を設ける
⑤報償を与える
という体系をつくりあげる必要があります。
こうした体系ができてはじめて改善提案制度がうまく運用されることになります。
(2)目的
何のために改善提案制度を行うのかにつついては次のことがあげられます。
①自らの周りにおいて改善すべきことを発見し、自らが提案して、一定の成果(仕事がやりやすくなっ た、はやくできる、失敗しない)を得ることにより、自分の時間をつくりだすことができることで、つくった 時間を付加価値の高い時間、たとえば研修や患者さまのための具体的な活動(もっと患者さまに多く 接する、多く看護する等)といったことができるようになります。
②その方法が組織において展開され、みなが恩恵を預かることができるようになります。
③その方法を参考にそれを理解した他の者が、また異なる方法によって別の改善提案を考案すること ができるようになり、さらに別の改善が行われることで同様の効果を得ることができます。
結果として、渦巻き型にどんどん改善の成果が広がり、みなの仕事がレベルの高い仕事に変化していくことになります。そこでは仕事の仕組みは変わり、また個人の技術技能は向上します。それはとりもなおさず、医療の質を向上させることになります。
(3)教育
どのように改善提案をしてよいのか理解できない者が数多くいます。
改善提案を行うにあたっては、
①仕事の見方
②仕事を効率化するということは
③改善の技術
④改善提案の着眼
⑤改善提案書の書き方
といったことを教育します(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年06月18日 21:20
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