« 経営課題について(17)ディスチャージシステムの整備及び運用Ⅳ | メイン | 経営課題について(19)ディスチャージシステムの整備及び運用Ⅵ »

2005年06月25日

経営課題について(18)ディスチャージシステムの整備及び運用Ⅴ

(2)病院の立場に立った退院支援
 これは、
 ①平均在院日数の短縮
 ②収益機会の拡大
 ③患者さんの不平不満の解消
 ④ブランド構築
といったことからの要請です。

平均在院日数を短縮するということは、医療の質を改善することです。医療そのものだけではなく、医療周辺行為として患者さんの治療を早期に行なうとともに、はやく退院していただき社会的な認知を得ることが必要です。

医療の質や医療周辺行為の質が高くなければこうした活動を行なうことは不可能です。

包括外患者を永い間病院において置くことや、包括患者をもつことは急性期病院であれば考えられず、そうした意味からも平均在院日数をどのように短縮することができるのかについての徹底的な検討が必要となります。

ベットが空けば収益機会は増加しますので、当たり前のことではあります。
    
患者さんの不平不満の解消は患者さんの立場に立っているようですが、結局は病院の立場からの考え方であります。


患者さんは不平不満を感じないのが0ベースで感じるということは既に立場に立っていないため、なくしたからといって患者さんの立場に立っているとはいえない、ということです。病院としては入院中に関わるとりわけ退院に関わるマイナスをなくす、すなわち不平不満をもってもらわないことはメリットですから、どう不平不満をもたせないかを考えることになります(続く)。

投稿者 石井友二 : 2005年06月25日 00:24

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dr-treasurebox.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/58