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2005年06月29日

経営課題について(21)ディスチャージシステムの整備及び運用Ⅷ

(2)やるべきことの見直し
 上記について何ができていて、何ができていないのかについての特定を行い、そこでの実施事項を決定していく必要があります。   
 ①事務的手続きの問題抽出
 ②看護的な課題の抽出
  が必要です。

例えば、上記のなかでインフォームドコンセント時のコスト提示についていえば、
 ⅰ)患者用のクリティカルパスの作成
 ⅱ)入院に関わるおおよそのコスト計算(疾病別原価計算)
 が必要となります。当然ⅱ)については〇〇万円から〇〇万円といった金額の幅での提示となるか 〇〇万円までといったかたちでの提示になるかの検討が必要ですし、過去のデータ分析から実際の請求集計が必要になります。

なお、退院を阻害する要因として、パスのバリアンス(標準からの逸脱)管理を明確に行ったうえで、各要因の分析対策をとっているのかどうかを検証したうえで、個々の事例を組織全体に活かす活動が必要です。
 ①医療従事者要因
 ②システム要因
 ③患者さん要因
 ④社会的要因
等々のなかには、事故予防の巧拙や退院支援活動の巧拙も自動的に含まれてきます。

これらについて、どのように改善を行い、良質な仕組みをつくりあげていくのかが退院を円滑に行い体制をつくりあげるポイントになります。

ここで退院支援計画が活きてくることになります。日常の仕事の課題をそのままにしておき、いわゆる退院支援計画だけを重視しても、それは無意味な結果を生むことになると考えます。本来、実行しなければならない事項が正しく実施されているのか、その検証を行うことを怠らず、退院支援計画の立案及び運用の仕組みをつくりあげていくことができれば、良い結果を得られることは間違いありません(続く)。

投稿者 石井友二 : 2005年06月29日 10:46

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