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2005年07月01日
経営課題について(22)退院指導について
看護師から退院前に個別的な生活についての生活指導を行なう必要があります。
退院支援の一環ではありますが、具体的な疾患により患者の生活が変化してくるため、それらの管理を的確に行なうためには、個別の指導が必要になるわけです。
退院指導においては、在宅患者の生活支援をどのように行なっていくのかについて仔細に行なう必要があり、患者本人にするものと家族にするものとに区別されます。疾患によりますが、どちらかというと後者に重きが置かれるのは仕方ありません。
例えば脳梗塞の患者さんで、自力で生活ができない患者さんであれば、清潔の仕方、更衣の仕方、口腔内清潔の方法、排便介助・調節、オムツ交換や陰部の洗浄、吸引の留意、吸引器の管理手順、方法、吸引器の扱い方、吸引管交換といった方法への指導が必要となります。
日常生活における注意点や、家族が受けられる支援サービス、そして緊急時の対応、日常的な支援についての対策を明確にしていく必要があります。
ディテールに入るためこれ以上は説明しませんが、病院マネジメントとして必要なことは、これらの退院指導が正しく実施されることにより、勿論自院で訪問診療や訪問看護を実施しているケース、していないケース(その場合には連携により在宅医への紹介)介護事業への展開をしているケース、していないケースによって、自院とのつながりをどのように維持発展させられるかについて注意を喚起することです。
退院後の患者をどのように確保するのかといった部分において、正しいまマネジメントが行なわれているのかどうかといったことについて、留意していく必要があります。連携室のMSWが地域に浸透し、こらら患者退院後の患者管理を正しく実施できているのかどうかが検証されなければなりません。
退院、在宅医による管理、緊急時における患者他病院への入院、とったことでは、当初連携によって対応した意味が消滅します。診療所の紹介患者を返送しないために、事後の紹介が滞る事件が問題になりますが、そうではなくて逆にこちら側から逆紹介した患者が緊急時に病院に戻らないことのないよう看護師は十分なコミュニケーションをとるとともに、MSWが徹底した管理を行い、患者の抱え込みをしていく必要があるのです。
自院に標榜していない科への受診、入院を除き、自院と患者、患者家族との関係を継続させ、水も漏らさない患者確保のための対応を行なっていくことが必要です。
なお、退院時には薬剤師の指導を行なうことで質的(実質)量的(収益)な対応をしていく必要があります(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年07月01日 12:15
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