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2005年07月02日
経営課題について(23)カルテ一元管理
カルテ管理については、すでにカルテの効率的保存、管理といった次元から、診療録管理といった方向に進展しています。
実際には、DPC時代を迎え、ICD10やコーディングという側面から診療録管理を徹底して実施すべき時代になったことを管理者は理解している必要があります。
これは電子カルテを導入しているからできる、していないからできないといったものではなく、内容的質的なものであるため、手作業であろうと電子カルテ(オーダリング)を導入しているということであろうと、それぞれの状況に応じ、診療情報管理士が徹底したカルテ閲覧を行なうことで、記録内容の首尾一貫性や整合性についてのオーディットを実施しながら対応していくべきものです。
一般的には診療録管理室といった部署を医事から独立させ、上記管理を行なっていきます。
何れにしても、単純な記録媒体としてのカルテが診療録としてより重要な側面をもったツールとして位置づけられていることが理解されなければなりません。
なお、物的管理といった側面を重視すれば、個人情報保護法との連関が重要なテーマとなります。
個人情報保護の実質的な医療機関における重要性についての議論はここでは行いませんが、個人情報の原点であるカルテの管理が正しく行なわれないということは、病院全体の個人情報管理レベルを貶めるものであることが周知徹底される必要があります。
マネジメントサイドでは、単純に概念としての診療録管理の重要性を語るのみではなく、DPC時代を向かえ、明確な診療録管理の質的充実を図るときがきたということができます(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年07月02日 02:34
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