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2005年07月08日

経営課題について(28)予算実績管理Ⅰ

実はこの行動計画は、戦略→経営方針→部門方針といったフローでブレイクダウンされたものとリンクすることが適当です。目標管理制度と予算とがリンクすることが目標達成の実効性を高めるものであると考えるからです。

そして毎月予算実績管理を行います。そこで発見された部門別の課題をどのように改善していくのかについて検討します。行動誘導が行なわれます。


なお、この段階で予算に実績が達しない原因、あるいは予算が実績を凌駕した理由を明確にしていく必要があります。そのためにはKPIを利用します。KPIによって、定量的に分析できれば、次の行動が合理的に行なわれる要因となります。

例えば整形外科入院病棟の利益が100予算に不足しているケース。その原因は患者数なのか、日当点なのか、そしてそれぞれ在院日数、病床利用率、そして検査なのか、手術件数、単価なのか、投薬なのか、リハなのか、コストについては医療材料なのか、労働時間なのか、人なのか等々それぞれの分析がさらに実施されます。

平均在院日数を阻害する要因として、事故件数、内容、経過観察入院、社会的入院(包括患者)等々、管理可能性についての検討が行なわれます。

管理不能であるアクションと管理可能なアクションが区分され、後者についての課題が検討されることになります。それぞれ阻害要因を排除するための活動について、計画が立案され行動誘導されるなかで目的が達成されることになります。

毎月月次決算は10日のレセプト請求までには完了し、部門別予算実績検討会議(仮称)を開催し、上記を実行します。部門別損益計算の本質的な役割を果たすことができます(続く)。

投稿者 石井友二 : 2005年07月08日 00:08

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