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2005年07月10日
経営課題について(30)会計準則への対応Ⅰ
私は会計を扱う身ではありますが、はっきりいって時期尚早であると考えています。
病院の会計準則通りの財務諸表をつくれば足りるというルールは、会計監査の制度もないなかで、表面的な表示をルールどおりおこなうことで免責されるという期待と誤解を与えてしまうことになるからです(但しキャッシュフロー計算書を作成することはキャッシュのながれを理解すると言う意味ではとても大切です)。
本来であれば、発生主義により月次決算を行い、それもできるだけ短期に例えば10日程度で月次決算を完了。
前提として、部門別損益計算。そこでは医療材料や薬剤の部門別受け払い管理(毎月棚卸)やロス管理が行なわれること、医師のシフトによる部門コスト把握が行なわれていること、また、各種指標管理が行なわれ、現状分析が定量的に行なわれる体制が整備されていることがが最低必要です。
そこから部門別予算実績管理を行なうなかで、どこに部門別の課題があるのかを発見、指標管理にって問題を分析、そこで部門目標に沿って活動している各部門の翌月の行動を一定方向に(部門目標を遵守しながらも、成果のあがる方向へ修正し)誘導する。
そのこで、原価重視をしながらも、質を落とさずよい医療を志向するための活動が行なわれる。ということが病院に必要な行動です。
表向きの会計準則を正しい表示にしたとしても、ここでいう管理会計の結果としての財務会計、会計準則でなければ病院は勝ち残ることはできません(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年07月10日 06:28
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