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2005年07月14日
経営課題について(33)キャッシュフロー情報の提供
病院のコンサルティングに入って、びっくりすることは、キャッシュフロー計算書を作成していないことです。会計準則ではこれをもとめていますが、多くの場合資金繰り表といったもので、キャッシュフローのマネジメントをしているということが実態です。
営業キャッシュ、投資キャッシュ、財務キャッシュに区分し、またはフリーキャッシュフローを理解したマネジメントが必要です。営業利益をみるのか、在庫をみるのか、資金収支をみるのか、非損益項目をみるのかは別として、また他のキャッシュフローをみることとともに、キャッシュの源泉をみることによるキャッシュの利用を管理することが得策です。
ここでフリーキャッシュフローは、尤も狭義の考え方である、営業利益からリペアーorメインテイン(維持修繕)に必要な投資キャッシュを控除した数値、という定義を採用します。
病院の場合、明らかに営業キャッシュは営業利益によって大半が構成されており、医業収益を向上させ、費用を低減することが基本命題ではありますが、BSとPLでは理解できないキャッシュのながれをキャッシュフロー計算書で毎月管理することが、病院が科学的行動をとるためには不可欠です。
但し、そうはいっても在庫の削減やムダの排除、支払いの工夫といったことが必要になることは間違いがなく、資金調達、運用の巧拙が明確にでてくる領域でもあります。対応のルール化が必要です(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年07月14日 03:49
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