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2005年07月18日
経営課題について(37)改善提案制度導入
改善提案についても、いままで書いてきました。
従来の改善提案箱ではなく、制度化しようというものです。
方向、教育、評価、報償といった4つのポイントを、正しく抑えておかないと職員から改善提案はあがってきません。
なぜ改善提案をするのか、どうすれば改善提案を出せるのか、考え方着眼は、そしてそれを評価し、フィードバックすること、報償としてポイント制なのか、賞与にリンクさせていくのか、といったことについて検討しなければなりません。
早く、もっと質を高く、やすく(牛丼みたいですね)、仕事ができるためには何をしていけばよいのかについて、ケーススタディーや具体的な方法をレクチャーすることが必要です。
マニュアルに反映して共有化することにより、改善提案によって創造、工夫されたナレッジが組織に広がります。この部分も忘れてはなりません。
マニュアルそのものについては、導入、定着、機能、進化といった4つの段階にのせて個人の技術技能を向上させるために活用します。マニュアルは使われるのではなく使うものであるということを十分に理解することが必要です(マニュアルの項目参照)。
何れにしても、
1.毎月義務とする
2.テーマを決めてランダム
3.キャンペーンをはってスポット
4.季節ごと
といったさまざまな利用の仕方があります。
どのように4つのアイテム、すなわち方向、教育、評価、報償というフローひとつひとつについて徹底的に意味や必要性を理解したうえで、改善提案制度を導入することが必要です。
職員(場合によっては医師の)の英知を収集することができるとともに、彼らはここまで考えていたのかということに幹部は気がつくことになります。
なお、病院の接遇という意味では、患者さんに対しどのような付加価値の高い医療看護を提供するのかということも改善の対象になります。ある放射線技師は側面から一般撮影をするときに点滴台をもってきて、つかまってくださいといって楽な姿勢をとることを勧めてくれました。また検査技師の方は、超音波検査をしたのち、髪の毛に注意する、ということを仕事にしています。
こうしたことは実は重要なブランド構築のための改善提案として採用される大切な行為です。
病院にはこうしたことが沢山ある、ということを改善提案で知ることになるでしょう(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年07月18日 09:45
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