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2005年07月26日
経営課題について(42)病院機能評価取得
病院機能評価については、ここで語るまでもありません。
機能評価があるために、多くの経営課題についての気づきがあり、2000弱の病院が経営改革へのスタートを切ることができています。しかし、基本的には機能評価を取得することが目的化し、取得したことが免罪符のようになっている病院が多くあることも事実です。
我々がコンサルティングを受託する企業の8割は、すでに機能評価を取得しています。
しかし、それではまったく不十分であるということ、あるいはきっかけはつくれたけれども実質的に機能していない、といった理由により病院指導に入ります。
日常的なオペレーションにおける留意点について、仔細な部分の整備は特に問題は発生しません。審査のときにそれらができていれば実質的に経営上の影響が出現するものではないからです。しかし、例えば目標管理制度が機能していない、と言った場合には実務にも大きな影響がでてきてしまいます。
目標の設定方法が間違いであったために、病院の考えている方向とまったく異なる方向に職員が動いてしまうといったことだけではなく、人事考課制度を整備したが、結局運用において正しい教育を行なうノウハウが確立されていないために、おざなりの評価制度が導入されてしまい、成果がでない、といったことがその例です。
成果がでないというのは評価制度があるにも拘らず、公正公平に評価されず、仕事に対するモラールが低くなるということを言っています。
機能評価Ver5を徹底的に検証し、貴院に抜けていることを発見することも大切ではありますが、機能評価で問われる項目のうち、実施方法や実施時期を間違えると影響が大きいものを抽出し、個々個別に別途仕組みづくりを行なっていくということが適当です。
機能評価を万能の打ち出の小槌と考えることは拙速です。なぜ、機能評価機構ができたのかといったところからおっていくと、今病院は何をしなければならないのかがよく見えてくると考えます。
機能評価を取得することは、病院経営課題を解決する一つの手段ではありますが、すべてではないということいっています(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年07月26日 01:51
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