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2005年07月29日
経営課題について(44)オーダリング導入
オーダリングを導入することには、いくつかの利点があります。
まず、最も大きい成果は、業務個々のフローの短縮及び迅速化です。一度に多くの作業を情報を利用して先行して実施することができるため、時間を短縮することができるのです。
具体的には投薬、注射、処置、検査、放射線、手術等の各オーダ機能を網羅し、ドクターの入力負荷軽減を図りながら、これらの業務が円滑に行われるし、またすべての結果を医事会計にも連動させることができるからです。
ここにおいては従来、いくつかの流れが紙ベースで存在し、それらについての管理が紙媒体で行われ、ある段階からシステムに載るといったかたちで業務がながれていましたが、それが一元化されること、転記や入力の工数削減が行われることによって、効率化が図れます。
画像診断システムと連動させることができれば、フィルムを検索する、探索するといった作業からも開放されます。何よりも鮮明な画像を確保するとともに、時系列で比較評価できることから、診断の質を高められることが大きなメリットであるt考えます。
オーダリングシステムにより、利便性が確保され、処理の効率性、ミスの減少が得られるとともに、最終的にはそのことによって生まれた付加価値を患者さんに振り向けることができると予想されます。ただし、現実には当初の入力が不得手な医師がいたり、PCを使わない医師がいたりして円滑に導入ができないケースもあるようです。
しかし、それらは目的が明確であり、患者さんへの利便性確保ができるのであればもろ手を挙げて賛成する医師や職員が多いと考えます。
最近は廉価なオーダリングシステムが発売されていること、また、電子カルテとの親和性も高くなっていることから、未だ導入しない病院は、投資効率あるいは投資効果を踏まえたうえで投資への経営意思決定をおこなうことが適当です(続く)。
投稿者 石井友二 : 2005年07月29日 22:42
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