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2005年07月31日

経営課題について(46)入院比率の向上

入院比率を向上させることにより病床利用率を高めます。ここでいう比率は、外来で来院した患者さんのうち入院する患者さんの比率をいいます。

平均在院日数を短縮することが急性期病院の条件となったいま、病床利用率を高めていくことは、病院経営を堅実に行なうためのポイントとなります。

入院比率を高めることは、意図的に行なうことではありません。入院対象患者が来院しなければなりません。入院する必要があるなんらかの疾患をもった患者さんにどのように来院していただけるかということがマネジメントの基本となります。

プロモーションと地域連携が必要です。プロモーションによって自院の特徴を地域に伝えていきます。
プロモーションはHPからはじまり、パンフレット、院内セミナー(教室)、院外セミナー、ラジオ、テレビ、雑誌、出版、新聞等々のメディアを利用することも含め、さまざまなマーケティングやSPを対象としています。

わたしたちはこうしたことができます。こんな人は検査に来てください、といったことを継続的に実施することが必要です。地域の患者さんや地域住民のために、どのようなことができるのかを徹底して検討し、開示していくことが必要です。

また、地域連携はいうまでもなく、自院の戦略を明らかにするとともに、どのような患者さんを一緒に治療していけばよいのかを明確に決定し、地域の診療所との連携を強化します。

勿論、病院との連携、施設との連携も対象となります。患者さんを紹介しただく、あるいは新規で来院した患者さんを逆紹介する、施設に紹介するなかで、自院の機能を明確にしていきます。

地域連携の詳細な記述はここでは避けますが、疾病管理をも含んだ地域連携がなければ外来患者や入院患者は増えません。

入院比率を高めるためには、明確なプロモーションと地域連携活動に関する戦略を確立することが必要です(続く)。

投稿者 石井友二 : 2005年07月31日 16:56

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