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2005年08月11日

経営管理について(53)入院指導の徹底(2巡目)

入院指導は、入院にあたって病院のルールや治療を円滑に行なう上での留意点を説明するものです。
治療は病院側が一方的に実施するものではなく、患者や患者家族との協同作業であるということです。

病院に入院するためにはこのようなルールを守らなければならいこと、治療にあたってはこのようなことに留意しなければならないこと、治療はこのように進められること、といったことが示されます。

但し、入院オリエンテーションにて規則ルール的なことが、そして、入院指導において治療のための説明が行なわれるというように、2つに区分しているケースがあります。入院指導は、入院診療計画書や代替されるクリティカルパス(患者用)を利用してこれを行なうことが多くなってきました。

疾患によって入院時にさまざまな留意が必要であることがあり、患者が病院に依存するのではなく、自己治癒力を増強できるよう、患者に力強い指導をすることが必要であると考えています。

なお、この段階で原則として××日間で退院です(看護基準による)、治療費はこの程度必要となります、といった説明をしなければなりませんし、資金や退院後について心配なことがあれば、相談の場を用意していることを伝えることも忘れてはなりません。

さらに65歳以上であればリスクスクリーニングを行い、退院が円滑にできるよう退院支援計画をスタートさせることも必要です。


入院指導は、したがって、
①入院時オリエンテーション
②入院計画説明
③患者教育
④患者家族支援
⑤退院支援
といった要素をすべて包含していると考えることができます。

これらは本当に大切な要素が沢山あります。
今後は入院指導を正しく実施できない病院、計画通りに退院させられない急性期病院は、勝ち残りが困難になります。

投稿者 石井友二 : 2005年08月11日 14:31

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