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2005年09月18日

わかりやすいリスクマネジメント(9)教育システム

リスクマネジメントは、次のながれで実施されています。

1.初動体制
2.事故発生時の報告
3.インシデント・アクシデント報告体制
4.リスクマネージャー及び部会への報告
5.部会における分析及び対策立案
6.委員会への報告
7.マニュアルへの作成
8.教育・周知徹底
9.マニュアル習熟度評価

しかし、一般的には対策立案がとても困難であること、マニュアルへの記載が網羅的に実施されないこと、マニュアルを中心とした教育体制が整備されていないため、周知徹底が行なわれていないこと、マニュアルの習熟度への評価が行なわれていないこと、といったことがあります。

マニュアルの作成が適時行なわれていないことから、それ以降の仕組みがあっても機能していない病院もあります。

何れにしても多くの事務長が口にする周知徹底ができていない、ことから結局同じ事故が数多く発生してしまい、結局のところ毎年事故はほぼ同じ傾向で発生するといったことが起こってしまいます。

定着率が高くなく、看護師さんが流動的な病院であればあるほどマニュアルを通じた職場内教育やその結果としての個人評価(教育の方向性決定を前提とする)が行なわれない限り、インシデントやアクシデントの発生を抑えることは困難であると考えています。

投稿者 石井友二 : 2005年09月18日 02:40

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