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2005年10月31日

管理会計の重要性(7)益々管理会計

ある病院で医師が救急車を断りました。自分は脳下の医師だから他の疾患はみるつもりはない、という意見でした。救急救命士はあきれはて、この病院には患者を搬送するのはやめようということになったそうです。なぜそれが判ったのか。

指標管理を導入し、仔細な管理を行いながら、毎回救急車搬送患者数を消防署別にチェックするとともにシェアをチェックしているからです。

指標管理はあらゆる行動を定量化すること、が定義ですがレセプトから拾えない数多くの指標が病院の周りには埋もれています。こうした指標を正しく管理することによって多くの問題や課題を発見することができます。

変化があったときにリアルでの情報を集め、さらにその改善のための行動を起こすことで問題解決を継続的に実施する。このケースの場合では、院長と事務長が当該消防署に訪問し、謝罪し現状回復しました。

但し、その医師には若干熱いお灸がすえられたそうですが、創造を逸脱する事態が常に起こるものですね。

定性情報のみならず、定量的な情報を常に収集することが適当です。それは病院の業績を必ず明らかにする根拠となるでしょう。それは、同時に、病院改革のスタートを意味しています。

急性期病院は、急性期、亜急性期、慢性期、そして介護、在宅といった、医療,
介護を必要としている多くの患者さんに、生きていくために必要な支援を行なう入り口の機能をもった医療機関であることを認識し、超スキルの高い医師、スタッフをもつ必要があります。

まずは管理会計をモニタリングの道具として理解し、効果的に利用していくことが必要です。

繰り返しになりますが、管理会計は問題の所在を常に明らかにしてくれるとともに、行動の結果をタイムリーに伝えてくれる重要な道具なのですから。

「よい病院、よくない病院の見分け方記載記事」

投稿者 石井友二 : 2005年10月31日 00:43

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