« 事務部門の合理化(3) | メイン | クリティカルパスチェックリスト(1) »
2006年01月08日
事務部門の合理化(4)
ここにすなわち、事務部門の合理化を人員削減によるコスト絶対額の削減とするにしても、それには準備があります。
①仕事のたな卸しを行う
②優先順位をつける
③個人の能力を測定する
④段取りをつける
⑤失敗なく実行する
といったながれが必要です。
そこでは仕事の仕組みを常に見直し、個人の技術技能を高め続けるといったことが必要となります。
単位当りコストの削減が実施され、人を削減することで同じ質と量の業務を実行することができ、はじめてコスト絶対額の削減が行われるというロジックを絶対に忘れてはなりません。
勿論、人をそのままにしておいて多くの業務を実行してもらう。これはあえて人を採用せず新しいことを行うという意味ではコスト絶対額の削減ではありますが、従前からのコスト絶対額を削減しているわけではないことから、どちらかというと前者を対象としていわゆる合理化という呼び方をするのであると考えます。
仕事の質を確保することなく、合理化を行うことはできないという結論です。
逆にただ合理化すれば仕事の質は落ち、問題が惹起され、それは他へ影響することによりさらに仕事の質を落とす。したがってスパイラス式に勢いがついたマイナスの連鎖に陥ることが目に見えています。
合理化という言葉を発する前に、どうしたら医療の質を高めることができるのかといったプラスの積極的な対応が望まれる所以です。
投稿者 石井友二 : 2006年01月08日 01:16
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dr-treasurebox.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/149