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2006年07月01日

パスとマニュアル(1)

クリティカルパスを利用するときに、ある病院は単なるオーダーとして利用し、ある病院は本当の意味でのチーム医療の道具として、そしてある病院はEBMの基本的ツールの一つとして利用しています。
 
 このような利用に差がでるのは、パスに対する考え方に病院の違いがあるからです。パスを本当に活かしていこうとすれば、間違いなくパスを利用する者がパスを熟知している必要があります。熟知するための仕組みをどうつくりあげていくのかがポイントとなります。

 パスを熟知するということは、ある疾患の治療に対して熟知することと同義です。ある疾患の治療をどのように行うのか、また当該疾患の患者は治療の過程でどのように変容し、どう容態を変えていくのかについてパスを利用するすべてのものが理解をし、同じレベルで治療を進めていかなければなりません。
 
 パスのアセスメントが必要となります。パスのアセスメントを行うためには、パスの項目についてマニュアルによって説明することが適当です。勿論全体のながれについては関連図によってツリーをつくり説明を行うことになりますが、個々の項目のクオリティについてはマニュアルによってしか担保することはできません。パスにおける実施項目の一つひとつについてマニュアルにより説明を行い、ノウハウを展開していくことが必要です。

 マニュアルはパスのアセスメントとして必要不可欠な道具である、ということができます(続く)。


「よい病院、よくない病院の見分け方同時掲載記事」

投稿者 石井友二 : 2006年07月01日 22:48

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