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2007年01月10日
DPC準備委員会の組成及び運営(1)
クライアントである函館の病院は、DPC準備病院として、昨年から作業を開始しました。これからは、DPC準備委員会を組成して、以下の点について議論することになります。
委員会の活動は大きく次のいくつかの項目を検討することによって行われます。
①基本事項②平均在院日数短縮③病院原価計算④業務改革の4つがそれです。以下説明します。
(1)基本事項
①DPCでの申請及び継続的事務管理
②出来高からDPCへの移行に係る科別収益増減調査
③DPCが、日常業務にどのような影響を与えるのかについての総合的分析及び課題抽出
④検査、放射線、薬剤についての見直し
⑤どの疾病への取り組みを行うのか、どの診療科をどう変化させていくのかについての戦略決定
(2)平均在院日数短縮
①パスの在院日数とDPC上の入院期間Ⅰの乖離チェック及びパス分析、改定までのスケジュール
②看護プロセスの見直し
③入院許可のあり方ディスチャージの運用の課題
④地域ネットワークの構築のため在宅医、訪看、居宅支援の三者のコーディネーションをするための
活動強化
(3)病院原価計算
①部門別損益計算は既に導入しているがそれをどう利用してコストリダクション(原価低減)するか
②疾病別原価計算も試行しているが、各科別にどの疾病についてそれらを網羅的に実施すればよい
か、及び具体的なスケジュール
③上記を前提とした管理会計導入
(4)業務改革
①四位一体(マニュアル、リスク、パス、教育)の体系化
②マニュアルの整備及びマニュアルソフト導入完了したため、その運用についての検討
③リスクマネジメントの強化によりインシデントを排除し無駄な時間をなくすための活動(なお、安全レ
ポートのIT導入が完了したため、どのようにそれを運用するのか、についての検討
④本来の接遇
⑤定着率を向上させるためのⅰ)職場環境改善ⅱ)教育体制整備ⅲ)処遇=厳密な評価制度整備
上記について、まずは整理し、どのように活動していくのかを議論する場をつくりあげることになります。上記を俯瞰するとDPCを導入するということは特別のことを行うということではなく、DPCが呼び水になり医療改革をミクロレベルで行うということに他ならないことが判ります。
我々は、上記に対し、今後どのように作業を支援していくのかについてのプログラムを提供することになります。
「よい病院、よくない病院の見分け方同時掲載記事」
投稿者 石井友二 : 2007年01月10日 01:09
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