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2007年01月18日
病院原価計算はDPC必須事項(4)
今日は朝からDPC導入を専門に行っている会社の幹部とミーティングをしました。如何にDPCそのものの制度に載せた診療報酬請求事務を実施するのかについては、とても長けた方々です。ここのところDPC導入への手上げが最後の年になるのでは、という憶測から皆さんが慌ててDPC手挙げをめざされるようになりました。なので、そうした会社は結構ひっぱりだこになっているのでしょう。
また、その会社のN氏は患者の納得度を調査する病院患者納得度調査をされています。今システム化しているようで、とても面白い視点でヒヤリング項目をつくっていました。結局は満足ではなく納得だ、ということが医師からも評価され、大学病院をも含め調査依頼が多いとのことでした。
外来患者の総数が診療報酬のアップで受診抑制をしているという話もしていました。20%は少なくなったということ、そして今後、7:1で収益をあげている病院の在院日数は14日以下、もっと引き下げていくことが妥当であるという説明をしていました。
7:1の点数が高すぎたという調整の話もあり、また看護師の配置だけではなく実質的な機能分析をしてくるので、いまの平均在院日数では基準をとれず、さらに平均在院日数を短縮し、結果としてコストアップになるよう制度を変えてくるだろうということが背景にあるようです(得意の梯子外しという話ですが…)。
7:1をとれば収益を確保できて、マイナス分が帳消し。だから看護師さんを集めればそれでよい、という発想は、国が求めている医療機関の業務改革により、質を維持しながら安い(合理的)な医療という目標から乖離する、という議論もしました。勿論、患者さんが増えなければ困りますが。
ところでDPCですが、果敢に挑戦し、業務改革を断行することにより原点に帰る医療ができるのかどうか。それがDPC導入による最大のメリットであると思っています。DPCを形式ではなく実質的に自院の改革ツールとして利用しているプレステージの高い病院がたくさんあります。7:1をとる。そしてDPCを導入する。改革する。7:1あるいは5:1(将来制定といわれていますよね)を志向してよい医療のための体制や個人をつくる。
多くの優れたリーダーである理事長が、どのようなヴィジョンでどのような病院をつくりたいと熱く語る表情を思い出しながら、なるほど、なるほど、であればやっぱりモニタリングの道具としての病院原価計算を導入することはさらに必要となるんだなと一人納得(納得度100%)したのでした。
「よい病院、よくない病院の見分け方同時掲載記事」
投稿者 石井友二 : 2007年01月18日 19:55
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