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高橋 泰(たい)先生


 

 
86年3月 
金沢大学医学部卒業
86年6月〜88年3月
東京大学病院第1第3第2内科・麻酔科で研修
92年3月 
東京大学医学系大学院医学博士課程終了(医学博士)
92年
スタンフォード大学留学
94年
ハーバード大学公衆衛生校に武見フェローとして留学
1997年 4月〜
国際医療福祉大学 医療福祉学部医療経営管理学科教授
 
(現在に至る )

 


今回は高橋 泰先生にご趣味というよりは、人生心の発露である「旅」についてお話をお伺いします。

シルクロード(ウルムチ・敦煌・トルファン)への旅

「四輪駆動車を自分で運転、タクラマカン砂漠700kmを1日で縦断」という触れ込みに惹かれ、3年前の2001年前の夏、今回のツアーを主催する全日空ツアーの4輪駆動車でシルクロード・ウルムチ〜カシュガル2500キロを駆け抜ける11泊12日の旅に申し込んだ時から、既に今回の旅行は始まっていた。しかし旅行代金まで払い込んだのにもかかわらず、タクラマカン砂漠に数十年に一度の大雨が降り、道路が寸断、ツアーが中止された。私は3年間シルクロードを訪れる機会を待っていた。

私がシルクロードを旅するべき理由は、色々ある。例えば、(1)これまで学生時代のバックパッカーであった頃の夢、「リュックをしょって、世界中を放浪したい」という夢を持ち続けているから。(2)漢の武帝の命を受けシルクロードの世界に旅立った張騫、経典を求めてインドを目指した三蔵法師、東方見聞録のマルコポーロ的生き方にあこがれていたから。(3)今年のある日、「莫高窟のかなりの部分が、近々非公開になるかもしれない。」という話を聞き、莫高窟も見てみたいという気分になったから。(4)大学受験で世界史を選択して以来「西域の砂漠の民は、仏教を捨て、1日5回ものお祈りを求める戒律の厳しいイスラム教をなぜ選んだのか?」という疑問をずっと持ち続けていたから。(5)アラビアン・ナイトに出てくるような怪しく美しいお姉さんと、お友達になりたいから。(6)トルファンの楼蘭ワインを飲んでみたいから・・・・・など、もっともらしい理由を1ダースほど作り、ついに今年の夏休みにシルクロードを旅することにした。今回は、5泊6日しか時間を取れなかったのでシルクロードを4厘駆動で疾走する砂漠の冒険旅行の予行練習という気分で、休みが取れる日程がぴったりあった「全日空ハローツアーズ・ウルムチ・敦煌・トルファン6日間」ツアーに参加した(中略)。

8月25日(水) :旅行2日目

この日は、日中ウルムチ市内を見学、夜の飛行機で敦厚へ移動等スケジュールである。 

(この日の行動記録)

朝食後、ホテルの周辺を散歩→11時ホテル出発→バザール→新疆ウイグル自治区博物館→昼食→紅山公園→お土産や→足裏マッサージ→夕食→空港→敦煌へ→ホテル(敦煌賓館泊)

朝の散歩の途中、公園では、多くの人が定番の太極拳を行なっている。60歳前後の20名程度のおばさんが、北朝鮮のマスゲームを連想させる不気味でダンスをグループで踊っていた。その他公園が青空の下の大ダンス場というかんじで本格的なソーシャルダンスを踊っている人たちもいて面白かった。街角で売られている新聞を覗き込むと、一面トップの見出しが「日帝(日本帝国)警告○△◇・・・」というものであった。詳しい内容はわからないが、どうも尖閣列島に関する記事と思われる。やはり最近の中国における日本に対する感情は、中国奥地でもよくないようである。

最初の観光は、地元のバザールである。キューリ・1キロ1元(13円)、ナス・1キロ1元(13円)、大きな川魚1匹1.3元など、50円もあれば良い食材が大量に買える。これが中国の庶民価格である。今回の旅行の一つの興味の対象である“楼蘭ワイン”を発見した。1本15元(180円)である。これと同じワインをホテルでは85元、帰りの空港では100元になっていた。空港の売店でも客が飛行機に乗り込む直前には、「1本50元にする、安いね」と怪しげな日本語で安売りを始めたが、それでも1本40元以上の儲けである。このワインを外国人価格で10本売れば、我々が泊まっている馬鹿高いホテルに泊まることができる収益を得ることができる。中国のローカルルールで生活する人と、外国人相手のビジネスをする人の間に、想像を絶する貧富の差がでるのも当然のことと、納得した。

ウルムチ観光で一番印象的だったのが、新疆ウイグル自治区博物館のミイラ群である。各地で発掘されたミイラがガラスケースに入り、間近で観察できるのがうれしい。この地は、砂漠地帯であり、極度に乾燥しているので、ミイラの保存状態が極めてよくリアルである。中でも有名なのは、楼蘭美人と呼ばれるミイラであり、これは美人であった。

ウルムチは大都会で、市内の中心地に位置する紅山公園から眺めると、多くの高層ビルがそそり立っているのに驚かされる。その数は、前泊した名古屋より多い。繁華街には大きな百貨店がいくつもあり、人通りも多い。自分の足で歩き回れば、結構面白いと思われる。しかしバスに乗っての観光地としては、あまり面白い街とはいえなかった。

観光終了後、夕食までに時間があるので足裏マッサージを経験した。足裏マッサージの専門学校を卒業した手のけなげなお嬢さんが、1時間30分にわたる本格的なマッサージをしてくれた。ツアー参加の4名で部屋に入り、中国が活躍するオリンピックの番組を見ながら、足を薬草湯につけたり、いろいろな姿勢で、いろいろな場所を押されたり、盛りだくさんの90分であった。

夕食後、敦煌へ向かう。パックツアーは、忙しい(中略)。

今回の旅の総括として、パックツアーの総括を行う。パックツアーの利点は、

(1)安いこと(個人旅行で今回と同様のホテルに泊まり、食事をし、移動を行えば、   おそらく倍以上の額を必要とする。ただし格安ホテル、バスの利用などを行えば、2週間の旅行でももっと安く回れる。)

(2)時間が節約できること(今回のコースを、バックパッカー流で回れば、2週間を要す。時間がない現状を考えると、時間が節約できるのは大きな利点)

(3)楽なこと(トラブル発生でも、座って待つだけで、添乗員が全て解決してくれた。中国やウイグル語が話せないのに、何不自由なく旅行ができた)

パックツアーの問題点は、

(1)旅のリアリティーが乏しいこと(トラブルが発生したら自力で必死で解決するなどの自発的行動がなく、行きたいところ食べたいものを自分で選べない)

(2)時間に拘束される(今回の旅行では、陽関や火炎山では、最低1時間ほどの時間が欲しかった。横になりボーとするなど、旅の醍醐味を味わえない)

もし今回の旅程を2週間かけて、個人旅行を行うと以下のようなものになるだろう。

日本→西安→敦煌(4泊)−バスで移動(20時間)→トルファン(6日)−バスで移動→ウルムチ(3日)→西安→日本。

敦煌では、莫高窟が1.5日、陽関で昼寝を含めて1日というようなのんびりした日程を組むだろう。切符を買う、食堂で注文をする、全部自分でやる。必然的に現地の人と接する機会も増える。きっとお腹の調子が悪く、ホテルで寝込む日も1日ぐらいはあるだろう。飛行機が予定通り飛ばないときもあるにちがいない。来年は、是非四輪駆動車での2500kmの旅にチャレンジしたい。またいつの日か、帰国後のスケジュールを意識せず、のんびりとシルクロードを旅したいものだ。

(編集後記)

日頃、大学の講義、厚労省各種委員、講演会講師、多くの医療介護機関への指導及び啓蒙活動をされるなど超多忙な高橋教授は、プロ並みのカラオケだけではなく沢山のチャレンジブルなご趣味をお持ちです。旅行もその一つですが、先生のつくられる「旅」にはいつもビックサプライズがあります。2005年の元旦も、2003年元旦日本記録樹立空の旅につづき、JR東日本元旦切符を利用して、東日本を飛び回ったとお伺いしていますが、シルクロードでおつくりになられた、多くのサプライズエピソードについても、別の機会にすべて掲載させていただきたいと考えています。

 





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